次はキャブセッティングです。
ここで最もブルーな作業があります。インダクションボックスの取り外しです。
4コのキャブにそれぞれ2バレルのファンネルがついてて、インダクションボックスと共締めになってます。
届きづらい上にファンネルとのスキマが狭くて工具が入りにくいし、ナイロンナットなんで最後まで工具で回さんとあかんし、
ダウンドラフトなんでナットを落としたら大変だし...16コのナットを細心の注意を払いながら...もーうんざりします。
そしていよいよOサンの職人芸です。
出足と、4,000rpm付近でちょっともたつくことがあると言ったら、先日入庫してたフィアットディーノも同様の症状だったとのこと。
なのでまずはフロート室を確認。ゴミ入ってると動きが悪くなるわけですが...驚くほどキレイな状態、問題なし。
次にジェットを抜いて確認したらメイン130/アイドル50。メインはちょい大きめ、アイドルはちょい小さめでもいいかも
とのことでしたが、DCNFにはOサンとこに在庫があるDCOE用のジェットは合わないので交換できません。
しかも症状的にイジりたい加速ポンプの調整機構がこのDCNFにはありません。
なので各リンケージを調整し、各気筒の同調をやや濃い目?で取ったところで一度テストドライブ。もたつきがかなり改善されてます。
そして点火タイミングをやや早めに進角させて調整し、もう一度テストドライブ。うわ完璧。
この点火タイミング調整のときにOサン感電事件発生。調整しようとデスビに触ってると「んんうはっ」と
のけぞってました。プラグコード替えろと言われました...
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ブルーな作業...
カリスマチューン中
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