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マフラー届きました

以前も書きましたが、308ともなるとマフラーを造ってるメーカーがなかなか見つかりません。 しかもQVじゃなくキャブ時代のものとなると。いろいろ悩みましたがクルマの年式や雰囲気を考えると 爆音は似合わないと思ったので結局ノーマルに一番近いQuickSilverにしました。
ただこのメーカーはおおらかなところがあるらしく、違うモノが届いたりすることもあったらしい (メールで教えていただいたrlp9399サンに感謝!)ので、個人輸入は危険と思い 静岡の有名ショップeuro garage monzaサンに お願いしました。
冬のボーナス支給日にソッコーで注文したら「2週間後に到着」と返ってきたらしく年末には届く...とのこと。 が、実際は納期が遅れて(メーカー側の発送ミスだったらしい)年末年始を挟んでしまい、結局1ヶ月半 待つことになりました(やっぱりmonzaサンにお願いしてて良かったぁ...)。
いつものショップに届くようにお願いしてたんですが、Oサンから「なんか木馬みたいなのが届いてる」と 連絡があり...見に行って納得しました。

木馬みたい
木馬みたい

交換作業に向かいます...が

さて仕事の段取りをつけて休みを取り、いつものショップに予約入れて早起き。
エンジンをかけてガレージを出発...と思ったら後ろから「カラカラ」とヤな音が聞こえてきました。 さすがに目が覚めました。うわーヤバイまたどっか壊れたんか?とクルマを降りて後ろを振り返ったら
白煙もーもー
めっちゃアセりましたが、ボンネットを開けて確認すると、白煙は後ろ側バンク4番あたりのタペットカバーから オイルが漏れてタコ足に垂れてただけのようです。しばらくすると白煙は収まりました。
一方のカラカラ音はドコかな?と探してるうちに収まってしまいました... 毎度のことですが本来の作業以外のところでイロイロ出てくれます。波乱の予感を感じつつそーっとショップに向かいます...

作業開始、まずは外します

ショップに着いたら早速リフトで上げてマフラーを外しにかかります。 ボルト&ナットが錆びついてそーなもんですが意外にすんなり外れました。確認してみるとボルト&ナットは銅製。なるほど〜と。 それから知恵の輪状態になりつつマフラーをなんとか抜くことに成功。

で、このとき朝のカタカタ音の原因判明。
前バンクのタコ足とマフラーの接続部分の上側、ポンプ類のベルトを遮熱するプレートが割れてました。 正にこのときでないと直せない部分だったんで、いいタイミングで壊れてくれたなぁと。 そしてOサン職人芸であっとゆー間に補強板を作りリベット留めして遮熱プレート修復完了!
ノーマルマフラー
ノーマルマフラー
遮熱プレート修復
遮熱プレート修復

あっさり外れたところで

そしてマフラー装着です。
木馬みたいになってた梱包を剥がしたらぴかぴかのステンマフラーが出てきました。ANSAとほぼ同じデザインです。 なかなかカッコイイです。ノーマルよりちと重いですが。そしてノーマルと較べてみますが形状はほとんど同じようです。イケそーです! しかし梱包の中を探してもガスケットが見当たりません...しょうがないのでガスケットは交換なしでいくことにします(笑)。

さっき外すときに知恵の輪を1回やってるので組むのは結構スムーズです。 右側がちょっと下がり気味なんで持ち上げて締めて...ま、なんとかパッと見はわからない程度に固定できました。 左端の出口が上に向いてたんでバールでこじってもビクともしないので...気にしないことにします。

そして排気モレ確認のために始動してみます。
ぶぉーん
音が小さいです。ノーマル同様の静かさです。が、音質はちょっと低めに変化。 迫力には欠けますが、キャブ音をかき消すこともなく、クルマの雰囲気には合ってるし、ま、こんなモンかなと。
で排気モレですが、やはりガスケットをそのまま使ったために少し出てます。ボルトを締めて調整してみますが、 あんまり強く締めたら銅製ボルトが折れそうなんでソコソコでヨシとしました。

QuickSilverマフラー
QuickSilverマフラー
マフラー交換完了!
マフラー交換完了!

そしてオイル漏れ調査やキャンバー調整、ホース交換など

苦労すると思ってたマフラー交換があっさり終了したので、クルマがリフトに載ってるうちにキャンバー調整を やってしまいます。
シャコタンしたときにリヤにキャンバーがつきすぎた(約3度)ので、リヤを少しポジ側に、フロントはまだほとんど0度なので ネガ側に修正します。ロアアームの付け根に入ってるシムスペーサーをリヤ側は4箇所とも1枚ずつ抜き、 それをフロント側4箇所に追加してやりました。これでフロントはネガ1度弱、リヤはネガ2度弱になりました。 そして右フロントの車高だけ少し高かったんで(たぶん他の3輪のスプリングとは荷重が違ってなじみ具合が違うんかな?) 調整して少し下げてやりました。

そして朝の白煙=オイル漏れ調査として、エンジン周りに垂れてるオイルやドロをホワイトガソリン&エアで洗浄。 当然エンジン&ギヤボックスの下側からブシューッと噴かすわけで、ワタクシまたしてもドロまみれになりました。 そしてリフトから降ろして今度は上側からエンジンルームを洗浄です。先日フェリーでかぶった潮といっしょに洗剤で洗って、 キャブ車やから大丈夫だろうと水かけて流しました(後でエラいメに...)。

それからヒビが入ってた給油口のゴムホースを交換。エルグラントのインマニのホースが、長さが20mmほど短いものの 内径が60mmなんで合いそう...と試してみました。元のホースを外すのに四苦八苦しましたが、エルグラントホースは カンタンに接続。内径が5mmも太いため当然ユルいんですが、ホースバンドで締めこんでやればバッチリ固定できました。 これでひと安心です。

ふーーーぅ完了か?と思ってエンジンかけたら...エンジンがカブったような感じ...1発死んでるみたいです。 プラグコード抜いてエアで水を吹き飛ばしてみても変わらず。ならばとプラグ抜いて掃除してみましたがそれでも改善せず。 (このときコードが付け根からすぽっと抜けたりしてアセったりしましたが、これはケーブルの先端を1cmぐらい切って ネジ込みなおしたらオッケーでした)
よくわからんのでタイミングライトをコードにかましてみたら4番シリンダーに電気がいってないことが判明。 4番のコードを辿ってみるとデスビの下側に入ってます。とゆーことはデスビの中に水が入ってるのか? とゆーことでついにデスビを開けることになりました。ポイントが痛んでるかも?...と思ってたら無接点タイプでした。 この年代のクルマにしては進んでるなぁと。で、やっぱり水がちょっとだけ入ってました。これをエアで吹き飛ばしてみたら直りました。 よかった...

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