フェラーリがワタクシのガレージに HomeGo Back

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日本上陸

3月の中旬、東京港に到着し、横浜港に回送。そして3月の下旬にコンテナを開けて通関。 その後、横浜のお店で整備&予備検取得までやって、車庫証明など登録用の書類を揃えて、準備オッケー!
横浜まで取りに行くつもりでしたが休みが取れなかったのでフェリーで無人搬送してもらって、いつもミニセンでお世話になってる クルマ屋サンに頼んで徳島港までローダーで取りに行ってもらいました。

日本上陸!
日本上陸!
本牧の保税倉庫にて
本牧の保税倉庫にて
横浜のクルマ屋サン曰く:
この308すごく調子いいですよー。エンジンもミッションもクラッチも。ブレーキもイイ308にしては。 目立ったオイル漏れもないし、こんな308はめったにないですよ。ただ、しばらく走ってなかったせいで ショックが硬くなってるんで、最初は乗り心地悪いですが、そのうちこなれてきます。30km乗っただけでマシになりましたから。 でもホント調子イイ。ラッキーでしたね

...買ってよかったのか308?...ハズレ引いてたらどーなってた?????

そして、ついに

来ました
春の嵐で海が荒れ、フェリーの到着が遅れたため、ナンバー取得は翌日にズレ込みましたが、ひとまずワタクシの ガレージにフェラーリが到着!

正面から
正面から
ナナメ後ろから
ナナメ後ろから
ライトを開けるとこんな感じ
ライトを開けるとこんな感じ
オプションの7.5J-14+XWX
オプションの7.5J-14+XWX
ジャッキと工具
ジャッキと工具
ステアリングはDinoタイプ
ステアリングはDinoタイプ
初期型レタリングのメーター
初期型レタリングのメーター
スイッチ類がカッコイイ
スイッチ類がカッコイイ

ナンバーがないし暗かったのでエンジンかけて数メートル動かしてみただけですが

  • CHASSIS No.F106AS☆24907、308GTB RegisterでNo.を確認するとやはり1978モデル、1979初登録。
  • 思いのほか大きく感じた。とゆーかヤケにワイドな感じ。で、とにかく低いっ
  • タイヤは1サイズ大きい215/70R14が入ってた。リヤは特に磨耗してるんで早めに交換を考えねば...
  • 塗装はあちこちにヒビあり。が、パッと見はツヤがあってキレイ
  • ステアリングはDinoタイプをオマケしてくれてた(ありがたや...)。オリジナルもついてた
  • シートの表皮はやはり年式相応の傷み具合。ポロポロ剥げるほどではないのでひとまずオッケーか
  • 感動したのはメーター。ゆくゆくは欲しいと思ってた二重文字レタリング&イタリア語文字の初期型
  • クラッチがめっちゃ重い!本とか見ても重い重いって書いてありましたがこれほどのモノとは思いませんでした
  • マフラーは定番の4本出しではなく初期の1本出し。ボディ側の逃げも左側だけ
  • ブリッピングしたら驚くほどエンジンがカルイ!裏を返せば低速トルクはかなり細い。かなりハイチューンっぽいカンジ。
  • フェラーリのイメージからは想像できないほど静か。負荷がかかったキャブサウンドを早く聴きたい...
といったところ。
ちなみに以前乗ってたS30Z(ZG仕様)の全長×全幅×全高は4305×1690×1285(シャコタンしてたから1235ぐらいだった)。 対する308GTSは4220×1730×1150。8cm短く4cmワイドで8cm低いとゆーことになりますが、幅が広いのが利いてるのか 大きく見えます。後ろも見えないし取り回しに気を使います...

キーは3本
キーは3本
書類入れはめっちゃ上品
書類入れはめっちゃ上品
残ってた書類
残ってた書類
記録簿もバッチリ
記録簿もバッチリ
で、翌日登録してナンバーを取ったわけですが、同時に横浜のお店からスペアキーと書類も到着。 キーは3本(ミニセンより1本少ないが)あって、1本めはメインとゆーかスターターを回すキー。方向指定がある。 2本めはドアとガソリンキャップ用のキー、3本めはドアポケット用のキーだった。 書類入れはシャレててさっすがーってカンジですが、記録簿がついてきたのが一番ビックリ。 走行距離40,000kmなんてのはアテにしてなかったのですが、記録簿によると1990年前後から眠ってて、 2002年/38,227km時にタイミングベルトやクラッチ、ブレーキをオーバーホールして復活...とあり、 5,000km走行毎のチケットも40,000km以降のが残ってて、あながちウソでもないらしい(意外といえば意外)。

初ドライブ&下回りチェック

そして週末ついに初ドライブへ。前日の夕方から夜中までかかってワックスかけたおかげでピカピカ!(でも筋肉痛) 天気が良かったんでルーフを外し、しばらく暖機してからスタート。左ハンドルのクルマは初めて同然なので慎重に道に出ます。 アイドリング時は静かでしたが、走り出してサイドウィンドゥを開けるとキャブサウンドが右側のエアインテークから響いてきます。 ツインチョークウェーバー×4の吸気音はゆっくり走ってても快感の一言!うっひょっひょっひょっ。 で、まずステアリングがカルイ。ノンアシストだし215のタイヤ履いてるにもかかわらず。一方ミッションは確実だけど結構硬く、 クラッチはやっぱりクソ重く、オマケにエンジンはレスポンス抜群なんで減速時のダブルクラッチがうまく決まらない... ペダル配置に結構クセがあってカカトが空振りしたり、左ハンドル右シフトに慣れてないせいも大いにありますが (シフトがスパッと吸い込まれるように入ったのは半日走って2回だけだった)。また、結構ハイギヤードなんで 高速に乗らない限り5速は使えないって感じ。街乗りでは3速メインで前が空いたら4速、といった具合。 乗り心地は結構良くて、段差でもドッカーンってこともなく平和。かといって妙にフワフワでもなくちょうどイイ感じ。
そして、いよいよ踏んづけモードに。ゆるやかなカーブがある登りの道を2速→3速でうりゃっと踏んでみると... キターーーーー! クォォォというキャブの吸気音と、フォォーンという排気音がだんだんハイトーンになって混じり合いながら 音色がどんどん変わっていって、4,000rpmあたりからはキィィィィィン!! ジェット機のような硬質なサウンド!ボリュームそのものは大したことないんですが笑いが止まらんほどイイ! (加速力はS30Zとは較べるべくもなく...体感は半分くらい。でも快感は倍くらい)。 アクセルを抜くとパンパンッ!とバックファイヤーの音。いやーたまらん。 で、問題のブレーキは...問題なさそう。というか許容範囲かなと。ミニセンで「効かないブレーキ」に慣れてたせいかも?
そして、とにかく目立ちます。やっぱり、ね。
あと、乗ったら結構疲れます(ある意味ホンマに「スポーツ」カー)。

ドライブのついでに、前日「オイ、もうナンバー取れたか?」とケータイ入れてきたいつものショップOサンところに行って 見てもらうことに(見せびらかしに行ったとも言う)。こないだ348をO/Hして評判になって以来、複数の348のお客さんが どっと押し寄せてにわかにフェラーリ屋になってる(と言ったら怒られそーだが)Oサンはエンジンまわりを ひとしきり観察したあと、おもむろにエンジンをかけ、いろいろ試したあと「んーキャブセッティングは特に問題ないなぁ。下回りみてみるかぁ」 とリフトアップ。下回りを覗いてみる。

リヤから見た全景
リヤから見た全景
左リヤ、クラッチ〜オイルパン
左リヤ、クラッチ〜オイルパン
フロント足周り
フロント足周り
マフラーに穴発見
マフラーに穴発見

んー...いかにもハンドメイドっぽい感じ。リヤのフレームはパイプを溶接して作りましたって丸わかり。フレームにはサビは ほとんどナシ。オイルがちょっとタレてたけど「大したコトないで」といった程度。あとマフラーに穴を発見。 一回補修したけどパテが飛んでったって状況。(しかしこれぐらいでは動じなくなった自分が怖い...)。 ノンスリは入ってるんかな?とチェックすると...おお、入ってる入ってる。
で、Oサンの結論「モノは結構エエで。ヤバイそうなところもないし」
いやーよかった!安心して走れるってもんです。
横浜のキャステルオートのKサン、 この308GTSの購入にあたっては本当にいろいろお世話になりました。この場をお借りして 厚く、厚ーく御礼申し上げますm(_ _)m

ちなみに登録の諸経費は
  • 自動車税(4月なので12ヶ月分):46,700えん
  • 取得税:1979年式っていうことで0えん!(通関証明が証拠書類になります)
  • 重量税(3年分):56,700えん
  • 自賠責保険(37ヶ月):44,190えん
  • リサイクル代金:15,000えん
  • ナンバー代、代書:4,500えん
とゆーことで計167,090えんでした。
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