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→ご感想などありましたらこちらから。

そろそろタイベル交換...

入手して5年、15,000キロ走りました。 クラッチは入手直前に交換してるようですが、その他のメンテ状況はよくわかりません。 フツーに考えるとタイミングベルトがそろそろ交換時期かなと。
それに加えて、昨年ぐらいから冷間始動時にシャラシャラって異音。ヘッド周り、シフトリンケージ辺りからの オイル滲み?ガレージへのポタポタが増えてきた。ブローバイも増えた(気がする)。水周りホースから滲み。 水温がなかなか上がらなくなった(サーモスタットが怪しい)。ウォーターポンプはそろそろO/H時期。 クライスのマフラーの触媒部にクラック。プラグも交換時期かな。 クラッチワイヤー、ベルト類、オルタ&セルもそろそろ?燃料ポンプ&フィルターも手つかずのまま。

などとゆーことでいつものショップのOガタさんに相談してみたら 「タイベル交換だけならエンジン降ろさなくとも大丈夫。でもバルタイはキッチリ測って合わせたいだろうし ウォーターポンプやらオルタネータやらまとめて全部やるならエンジン降ろしてヘッドO/Hまでやったら?」

そりゃ そうでしょう

とゆーことでエンジン降ろすことになりました(笑)

パーツ収集

そしてパーツを集めます。

タイミングベルト交換に必要なパーツは半年前に入手済みでしたが、今回ヘッドO/Hとゆーことで 追加しなければならないパーツをOガタさんにピックアップしてもらい、 Club 308の共同購入で入手しました。
揃えたモノは...タイミングベルト、テンショナーベアリング&スプリング、 ヘッドO/H用ガスケットキット、オイルシール(カム/デスビ/バルブステムシール)、 ウォーターポンプO/Hパーツ(シール&ベアリング)、サーモスタット、水周りホース&ホースバンド、 オイル&燃料フィルター、ギアリンケージOリング/シール、キャブO/Hキット、クラッチワイヤー、 エンジンテンションロッドブッシュ。 燃料ポンプやウォポン&オルタおよびクーラーのベルトは国産品が合うだろうということで手配しませんでした(後で泣きます)。

ただ...半年前に入手したテンショナーベアリングがサビてた、ウォーターポンプのシールキットを手配したら QV用のものが送られてきた等々...実際作業に入ってからもイロイロ問題が...orz

サビてるぅ...
サビてるぅ...
パーツは段ボール1個分
パーツは段ボール1個分

作業開始

いつものショップのガレージが空くのを待って入庫。作業開始です。

重いボンネットを外してから、インナーフェンダー、ダクトの類、マフラー、各種補器類・配線・配管を外していきます。 ワタクシは外れたパーツ類を次々とひたすら洗浄...で、難関が待ち受けてました。ドライブシャフトです。 ヘキサゴンボルト&ナット6個でデフのフランジに接続されているんですが 外そうとしたら固くてレンチが折れ...結局2本もポッキリ折れ...最終的にはナットをバーナーで炙って 3人がかり(ボルト係、ナット係、ブレーキ係)でなんとか緩めることができました。 あとは後バンクのタコ足やクーラーユニットを外してエンジンを上に抜きますが、これまた知恵の輪状態。 結局前バンクのタコ足も外し、チェーンブロックで吊りつつ斜めに傾けながら...これまた3人がかりでなんとか降ろせました。 エンジンといいながらギアボックス・デフも一体なワケで...とにかく、重い!!

エンジンが一旦降りてしまえばあとは「バラして洗浄」祭りです。
キャブ、水周り配管、INマニ、デスビ、タペットカバー/カム...とゆー感じで次々とバラしつつ状態確認していきます。 INマニ外した時点でINバルブが見えたんですが...しいたけにキャビアが載ってるような感じで 「汚れている」とゆーより「異物が繁殖している」よーな状態(笑) ちなみに触媒部にクラックが入ってたマフラーはTIGがある加工屋さんに溶接をお願いしました。

問題のドラシャ接続部
問題のドラシャ接続部
やっと降りたエンジン
やっと降りたエンジン
汚い!INバルブ
汚い!INバルブ

ヘッド周りの分解、洗浄と加工

ヘッド周りの分解を進めつつ、合間で上死点を確認してマーキングしたり、バルタイ測ったり(予想通り若干ズレてました)、 各パーツに刻印を打ったりしていきますが...ヘッドが抜けません(笑) ブロック側から出てるスタッドボルトとヘッドが腐食で一体化orz 少々叩いたりスクレーパーを隙間に叩き込んだぐらいではビクともせず、ターンバックルを両端に噛ませて グイグイ締めてもダメで...結局ヘッド全体を炙って緩ませて...パキッ...無事外れました。

そしてカーボンがこびり付いたヘッドを洗浄。鉄ノコをスクレーパー的に駆使して、アルミの白っぽい腐食・ ガスケットやシール剤をガシガシ剥がし、燃焼室にガッチリ付着したカーボンを削り落とし... そして必殺ワザは塗装剥離剤。ガンコなカーボンやスラッジがかなり溶けてくれます。 そして仕上げは強力な業務用クリーナー(手に付くとヌルヌルになるようなやつ)を使い、歯ブラシやワイヤーブラシで 徹底的に洗います...1個で3時間ぐらいかかりました。 一方、しいたけみたいになってたバルブは、Oガタさんがボール盤&ペーパーでピカピカに磨き上げてくれました。

そして、スタッドボルトが通る穴の腐食をリューター&ペーパーで削り落したついでにポート研磨。 IN側はキレイだったんですがEX側は滑らかとは言えない状態だったので、カーボンが付着しにくいように研磨してやりました。 (これが単純そうで結構難しい...) 後でOガタさんがガスケット当てて段付き補正もやってくれました。

そしてヘッドは戸田レーシングに面研に出しました。 バルブシートがギリギリまで来てるので0.3ミリが限界...そのまま0.3ミリでお願いしました。
汚い...
汚い...
洗浄後にポート研磨
洗浄後にポート研磨
ピカピカのバルブ
ピカピカのバルブ

腰下もキレイにして、ヘッド組み立て開始

そして腰下の洗浄ですが...コレは難易度高すぎ。外観はホワイトガソリンと業務用クリーナーで洗浄すればいいんですが、 ブロック面やピストントップは、業務用掃除機をあててゴミがオイルラインや水ラインに入らないよう注意しながら カーボンを鉄ノコ等を駆使して除去。んで、シリンダーの軽いカジリや段付き(指で触らないとわからないレベル)は ペーパーを当てペーストを塗って修正。最後にブロック面にオイルストーンを当て、シックネスゲージで確認しつつ面出し。 このとき念のために前バンクの上死点もマイクロゲージで測定してマーキング。

一方、オルタネーターとセルは電装屋さんにてO/H。ブラシ系は約半分まで摩耗しており、ベアリングもかなり 傷んでたとのことでパーツ交換の上チェック。 ただ、ココで誤算が発覚...国産品を使おうとしてたオルタ&ウォポンベルトとクーラーベルトですが V字断面の角度が独特で国産品がマッチしないことが判明...結局追加でネット注文するハメに。 更にその翌日、共同購入で入手してたバルブステムシールの数が...16個必要なところ15個しか入ってなかった... とゆー、なんとも情けない誤算その2。ダメ元で馬ちんさんに聞いてみたらストックしてるとのこと(!)で、 ひとまず譲っていただけることに。ありがたや!!

そして面研から上がってきたヘッドにバルブを仮組み。 以降、組み上げにあたっては元のナットが13ミリ→より一般的な12ミリフランジ付きに、カムカバーの10ミリの化粧袋ナットも 10ミリフランジ付きナットに交換、とゆーことで進めてもらいました。 燃焼室の容量合わせに入りますが...ここでも誤算が。0.3cc単位の誤差があり...そーなると一番大きい燃焼室に 合わせるしかないワケで...これで圧縮比があまり上がらないことに。 結局ヘッドを仮組みして圧縮比を測定してみたら8.8→9.1強と、ほんの0.3しか上がりませんでした(涙) あと、バルブシートが有鉛仕様か??ってぐらいに柔らい素材だったんで、有鉛添加剤までは不要としても 燃焼を良くしてカーボン付着防止とゆーことで今後はHKSのガソリン添加剤を入れるようにと指導がありました。 それからカムを仮組みする段階でシムが1.5mmほど合わないことが判明。いまさら手配するのもとゆーことで 加工屋さんに削ってもらうことにしました。

そうこうしてる間にワタクシはタコ足のカーボン除去作業。リューター&ペーパーを突っ込んで 内側のススと溶接バリをギュンギュン削って磨いて滑らかにしてやりました。
あと、作業を覗きに来てくれた紅豚さんが、30年ぐらいストックしてたオルタ&ウォポンベルトを貸してくれました。 これまたありがたや!
腰下の洗浄中
腰下の洗浄中
ヘッドの容積合わせ後
ヘッドの容積合わせ後
上がQV用テフロン製、下が2V用ラバー製
上がQV用テフロン製、下が2V用ラバー製
カム仮組み
カム仮組み

バルタイ調整

ヘッドをブロックに合体して、加工屋さんから上がってきたシム(各バルブ毎に1/100ミリ単位まで指定して加工したんで クリアランスはドンピシャ)、そしてカム周りを組んで、タイミングベルト周辺にかかります。 旧いテンショナーベアリングは外した途端バラバラになるぐらいガタがあり内部の焼けも若干あったんで、 強化品(NTN製)を取り寄せてて正解でした。で、新しいタイミングベルトとテンショナースプリングを合わせて 組んだらいよいよバルブタイミングの調整。

メーカー規定のバルブタイミングは、IN側BTDC=30°ABDC=50°、EX側BBDC=36°ATDC=28°、 中心角で言うとIN側100°EX側98°。各気筒に喉があって吸気干渉がほとんど出ないキャブ仕様ならではの 強烈なオーバーラップです。圧縮比が11ぐらいあるエンジンならこの設定もわかるんですが、 ノーマル圧縮比8.8ではいかにも低速で生ガス抜けまくり&燃焼効率が悪そう...そりゃカーボンも溜まるでしょうって感じです。
せっかくのDOHCなので。
どーせ圧縮比が9.1までしか上がらなかったんですから、むしろオーバーラップを減らして実質的な圧縮比を稼いで 燃焼効率を上げ、中低速トルク&レスポンス重視の方向に振ったセッティングをお願いしました。 通常使う回転域のトルクが上がれば踏む量が減って燃費は良くなるし、燃焼室のカーボン付着は減るし...サウンドの変化は読めませんが。 で、具体的な数字としては、激変を狙うならIN/EXともに105°あたり。が、上のほうでスコーンとフケ上がるフィーリングが 消え去るのも寂しいので、IN/EXともに103°(これでも348チャレンジバルタイよりかなり強烈)でお願いしました。 カムホルダーがスライドじゃなくピン止め(カム・プーリーそれぞれ数個の穴の組み合わせ)なので 測定→バラしてピン位置を変えて仮組み→測定...を延々繰り返しても若干ズレるだろうと思ってたんですが ソコはA型のOガタさん、最終的に一番近いピン穴を見つけてからピン穴を加工してまでキッチリ合わせてくれましたorz

一方、穴が開いてたウォーターポンプの修理が完了。キレイになってました。 あと、カムスプロケ部のOリング...油圧がかかる部分なのに手配モレorz...バラしたら千切れてるのもあったorz... ですが、幸いにも国産品で合うサイズのモノが見つかりました。

バルタイ調整中
バルタイ調整中
ウォポン修理完了
ウォポン修理完了
千切れたOリング
千切れたOリング

エンジン搭載準備

イギリスのショップに注文してた2つのベルトも今回は無事届いたんで、あとは補記類や消耗品関係のチェックと交換です。

まずはキャブレター。後ろバンクの左端シリンダーだけカーボンの付着具合が違ってて濃すぎるようだったんで まとめてO/Hです。4年前に状態確認したときはフロート室はキレイだったんですが、 今回バラしてみたら結構ゴミが溜まってたようで...んで、例のごとくピカピカに洗浄してもらって パッキン等の消耗品をO/Hキットパーツに交換(パーツ全てを交換する必要はなかった模様)。
あと国産品にしようと思ってた燃料ポンプですが、作動音が全然違うことにビビりつつ燃圧と吐出量さえ合ってれば イケるはずとゆーことでL28改3.0でも活躍した国産キャブ車定番ミツバ製でええかなと思ってたところ ホース径が6ミリでそのままでは合いません。ニスモ製なら8ミリでピッタリだとゆーことでニスモ製に決定。

ギヤリンケージ部のオイル漏れ対策は、Oリングやシールを全交換しようとしたらギヤボックスを バラす必要がありそうなので、ロッド自身にはOリングを噛ませ、ロッド入口部分にはシリコンシール剤で フタをする形にしました。ま、ちょっとはマシになるでしょう。 あと、クーラーベルトのテンショナーベアリングをチェック...若干「シャー」って音が出てたんで国産品で合うものを探してもらって交換。 クラッチワイヤーは外してみたらそんなに傷んでませんでしたが新品に交換(結構手間がかかったみたいです)。 最後にタコ足をチェックしてたら遮熱板のステー?が歪んで穴が空いてる部分を発見...溶接修理&耐熱シルバーで塗装。

これで搭載準備がほぼ整いました!
エンジン本体完了
エンジン本体完了
キャブO/Hも完了
キャブO/Hも完了
タコ足修理
タコ足修理

エンジンは載りました...が。

翌週ショップに行ってみたらエンジン載ってました。エンジンルームも掃除されシャシブラ塗っててピカピカ。 そして難関がひとつ...ヒーターホースの交換です。どうやるのかさっぱりわからんので困ったときは馬ちんさん... ケータイで方法を聞きました(エンジンを載せる前にやっとくべきでした...)

Fインナーフェンダーとトランク内のカバーを外してホースを抜き細めのロープを固定し、コイルや燃ポン外して 燃料タンクをズラして、ブレーキサーボ用のバキュームホース共々引っ張ってやってたら抜き取り成功。 そして新しいホースを入れるワケですが...バキュームホースはホース屋さんが休みで入手できず... 細めのヒーターホースで代用(笑)ホースの先端にガムテでツノ状のものを作って洗剤で滑らせてやったら通せました。

んで翌日...プラグ抜いてクランキングして水とオイルを回してやってから、いざ始動!
ぷしゅぷしゅぷしゅぷしゅ
あれ?初爆が来ません。プラグを抜いてみたらカブってます... Oガタさん あー点火まともに見てなかったなぁとデスビをバラして、マーキングを確認しつつ調整開始(笑) その間にワタクシは割れてるマフラー遮熱板の修理。アルミ板を金ハサミとボール盤、リベットを駆使して加工して 補強を入れてやりました。

そーこーしてるうちにデスビ調整が終わり、さぁ火を入れるぞぉといった局面... ワタクシ発見してしまいました。ヘッドガスケットから水が漏れてる( ̄□ ̄;)!!

ヘッドボルト増し締めで直ることを祈りつつ、まずはヘッドに熱を入れて様子を見たいので 火入れに入ります...がっ!後バンク4発のプラグが火を打ってないことが判明orz 点火系を再度バラしてチェックしますが原因不明...アース不良か??

エンジン載った
エンジン載った
ヒータホース交換
ヒータホース交換
水漏れ発覚
水漏れ発覚

水漏れは止まるのか?そして後バンクの火は?

ワケわからん点火系はひとまず置いといて、ヘッドガスケットの水漏れ対策。 カムカバーを外してヘッド増し締めです。締め付けトルク800キロで締めてたところ 1000キロ弱(ちなみに4AGだと600キロ強ぐらい)までかけて放置...3日間様子見てOKっぽい感じ。 ヘッドボルトの位置が比較的シリンダーに近いために 端っこのほうに面圧がかかりづらく水漏れしやすいというのもありますが、 何よりの原因はガスケットの材質。カムカバーを外したんでそのガスケットの状態を確認したんですが こっこれは...紙?って感じでビリビリ破れました。 元々ついてたガスケットのほうがまだ状態がイイってぐらい。

ま、これでエンジンに火入れて熱をかけたらもう大丈夫でしょ、と組み上げに入ります。 エンジン載ったままカムカバー組み付けはキツいです...シリコンシール剤をキレイに除去して脱脂し、 それから新しいガスケット(デスビ方面の4枚は素材からハサミで切って作りました)にシール剤塗って組付け。 それをちょこちょこ手伝いつつ、ワタクシは先日外したFインナーフェンダーにシャシブラをペタペタ。

そしてキャブ周りの燃料配管やアクセルワイヤーを組んで、プラグ抜いたままセルを回して点火系をチェックしますが... やっぱり後バンクは火を打ってません...ただ、デスビの回転が上がるときちんと打ってくれるのはわかってるんで、 前バンクに火が入って回転が上がればイケるだろう...とゆーことでデスビ調整してプラグ(NGKイリジウム7番)を入れて 始動テスト。

ぷしゅぷしゅぷしゅ...ブォン!
久しぶりにこの音聞いたなぁ〜約2ヶ月ぶり(笑)
予想通り後バンクにもちゃんと火が入りました。油圧も上がったし、掃除したゴミが水で回って浮いてきた... それからセッティングを取りつつ元通りパーツを組み付けて...とゆー局面でブレーキサーボ用バキュームホースのツケが。 やはりヒーターホースでは柔らかすぎて代用不可...仕方なく元々ついてたホースをもう一回がんばって通すハメにorz
カバー外して増し締め
カバー外して増し締め
始動テスト
始動テスト

セッティング、実走テスト

バキュームホース交換後、外してたパーツ類を元通り組み上げ配線や配管をまとめて固定しつつ、 キャブと点火タイミングを調整しながら時折エンジンをアイドルさせてアタリをつけていきます。 アイドリング回転数が徐々に上がってくるので調整しつつ、水とオイルを回してスラッジやゴミを排出。 これを2日間やってから、水とオイルを抜いて状態確認後クーラントとオイル(合成の15W-50)注入。 各部をチェック後、実走テストです。

たまたま平日に休みが取れてショップにふらっと顔出したら、 タイヤまで取り付けられてリフトから降ろす、まさにそのタイミングでした(笑) フレームから前後バンクのヘッドにアーシング線2本を追加したあと、 毒薬(とゆーか通称「お守り」といわれるHKSの添加剤)をガソリンに注入し、エンジン始動。 うわ...アイドリング時点で既に以前とは音が変わってるやん...

そして実走に出るときOガタさんに「4,000rpmまでに抑えて、ノッキングのテストしっかりやって、 あとプラグの焼け見たいからソコソコ踏んで」と言われ出発。 走り出してすぐに気がつくのは吸気音のデカさ。すぱぱぱぱーっと2,000rpmあたりから激しい吸気音です。 そしてクルマが妙に軽く感じる...メーターを注視してないと4,000rpmなんて一瞬。 ノッキングのテストは4速2,500rpmあたりからスパッと踏んでみますが全然OK。 そして排気音も...相当ウルサくなったかも(笑)

30分ほど走ったらOガタさんちに戻ってプラグのチェック。2番だけ黒っぽかっただけで 他はキレイなキツネ色の焼け。ミクスチャを微調整し、最後にもう一度各部をチェックして公道復帰〜!
キレイになった!
キレイになった!
実走テスト
実走テスト

ナラシ

2ヶ月の作業ですっかりリフレッシュした308を受け取り、毒薬とともにガソリン満タン。 キモチ良くドライブしてから家に帰ってガレージに格納...アイドリングでそろーっと動かしてたんですが オヤジが出てきて「なんか音が変わっとるぞ?音がデカくなってないか?」詳しくない人でも一発で判るようです(笑)

整備で汚れたボディを洗い、バリアスコートかけたりして一旦エンジンを冷ましてから、下回りの水分を飛ばすついでに 再度ウォームアップしてドライブ。当然ですが冷間時の異音は消え去り、水温もすぐに85度前後まで上がって安定してるし、 油圧も走行時は6キロ前後で安定。実走テスト時には感じられた極低速域1〜2,000rpmあたりの若干バラけた感が消え去り、 2,500rpmあたりからグイっと立ちあがってくるトルク感とレスポンスが上がってるのが判ります。 一方で、フェラーリらしいモーターのようにカルーく(=トルク感はナシ)回転が上がっていくフィーリングが 若干失われたとも言えます。ま、吸排気音がハデになったおかげでそう感じるのかも知れませんが。

これから500キロ程度を5,000rpm以内に抑えて走ってからオイル交換&状態確認&微調整となります。 オイル消費量、水&オイル漏れ、抜いたオイルの状態、プラグの焼けをそれぞれチェックしてから キャブ微調整とベルトの張りを調整したら、さぁ全開!!

仕上がりました
仕上がりました

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